今度、塾のパティーの様な催し物がある。
そこで、知らぬ間に歌わされることになってしまった。
授業中、なるべく会話が進むように、
知っている単語で話をすませることが多々ある。
例えば、好きな食べ物は?と聞かれたら、
なるべくメジャーなもので、自分の知っている単語の範囲で答える。
出来ないスポーツも『好きです。』と言ってみたり、
経験のあることでも、詳細が話せないと思った場合は
知らないふりをしたりする。
結構テキトウ。
ある日の授業で、教科書の本文は
『もうすぐパーティーがあり、そこで中国語の歌を
披露する予定なので、練習をしている。』という設定だった。
そこで、先生と私は教科書の設定に沿って以下の様な会話をした。
先生:『もうすぐパーティーだね。』
私:『そうですね。楽しみです。』
先生:『何があるか知っている?』
私:『しらない。どんなことをするの?』
先生:『いろいろ出し物があって楽しいよ。』
私:『あなたも何かしますか?』
先生:『もちろんです。私はダンスをします。』
私:先生は完全にインドア派だから、ダンスは仮の設定やな。
↑私の心の中。
私:『じゃあ、デイビット(教科書上の名前)と同じように
歌を披露するわ。』
先生:『歌うのが好きですか?』
私:『とても好きです。』
先生:『よくカラオケは行きますか?』
私:『もちろん、しょっちゅう行きます。
(学生時代の頃の話だけど)』
私は最近習ったばかりの、
“しょっちゅう”を使いたかっただけなんだぁぁぁ。
先生:『人前で歌うのは緊張しますか?』
私:『全然緊張しな〜い^^』
しかも、調子に乗って
私:『学生時代(なんちゃって)合唱部だったんだ〜。』
先生:『では、こんどのパーティでぜひ歌って欲しいな。』
私:『もちろん♪お安い御用だわ!』
この時の会話だが、私はまだ“仮設定”のままだと思っていたのに、
先生はすでに現実の質問をしていたのだ。
私は即、しかも軽く『OK♪』と言ってしまった。
その後『えーーーー!!!??実際の話しだったの?』と
勘弁してほしい旨を伝えたが、
歌も準備され、CDにダウンロードされ、
歌詞も発音(ピンイン)付きのものを渡されてしまった。
しかし、
中国語の歌が歌えるのもなかなかかっこいいかとも思い、
『練習だけはしてみる。』と言ってしぶしぶ受け取った。
1週間後の授業で、
『次回の授業の後で、歌を指導してくれる先生(塾の人)を
用意しました。次回、聞きますよ。』と言われ、
『練習はするけど、人前では絶対歌わないからね。』といいながら
結構まじめに練習し、先日歌ってみた。
歌ったが最後。
教えてくれたかわいい中国人の女性が私に抱きつく勢いで『素敵!』と言い、
なぜか見学者が増えていたのだが、彼女らは
『パーティーが楽しみだ。』とか中国語や英語で
『これで歌の出し物も増えたね。』と好き勝手言い始めた。
この塾の人々は、おまえはイタリア人か?というくらいに
感情表現が豊かでストレート、というよりか大げさで
『スターのようだ。』とか『うまい!』と散々言いはじめた。
あのぅ・・・私曲聴きながらブツブツ
鼻歌程度にしか歌ってないんですけど・・・。
これで“明星(スター)?”
周りがあんまりに盛り上がっているので、
このままじゃ本番歌わされちゃう!と不安がよぎった。
『私はまだ歌うって言っていない!先生?
先生いないの?ちゃんと訳して皆に伝えてよ!』と大声で訴えたが、
あれ?先生??・・・・先生、もしかして帰った??
帰ってはいなかったが、先生は全く助け舟を出してくれなかったのだ。
もしかして、作戦?
だとしたらやられたーーー!
かくして歌を歌うことになってしまった。。。
しかし、やるからには練習するぞぉーー
(うん、私って何て前向き。)