擬声語


教科書にねずみの鳴き声が書いてあった
なんと中国ではねずみはジジジ【zhi zhi zhi】・・」と鳴くらしい。
『へぇ〜中国ではねずみは“ジジジ”と鳴くのね。』と驚くと、
先生が日本のねずみは何と鳴くか聞いてきた。
『日本だとやっぱり“チュウチュウ”ですかね。』と教えた。
すると先生はかなりビックリしていた。
『えぇ〜?ねずみが??チュウ・・チ、チュウ?』とブツブツ言っていた。
日本で『“チュウチュウ”と鳴くのは何という動物ですか?』と聞けば
子供から老人まで皆『ねずみ』と答えるはずだ。

教科書にはネコと犬の鳴き声も書いてあった。
犬は「ワンワン」。これは日本と同じ。
ネコは「ミャオ」。まぁ、だいたい同じ。
同じく『日本では何と鳴きますか?』と聞かれたので
『ネコはねぇ、一番メジャーなのは“ニャン”かな。』と答えると、
『え?ネコは“ミャオ”と鳴くでしょ?“ニャン”とは鳴かないよ。』と言った。
そんなの知ったことじゃない。

鶏だって、お国違えば表現の仕方(擬声語)が違うではないか。
日本は“コケコッコウ”確か英語圏は“クックドゥードゥルドゥー”だったハズ。
その事を言うと先生も『まぁ確かにそうだ。』と納得してくれた。

『ネコは“ニャン”だけじゃなくて、“ニャオ”とか“ミャーン”とか
ミュー”とか(これは子猫かな)いろいろな表現がある。
犬も然り。一番メジャーなのは“ワンワン”だが、
クーン”とか“キャンキャン”とか“ガルルルル”とか
感情によって擬声語がいろいろある。』と説明すると
日本語の多様性に感動していた。

そういえば、今年の正月のNHK番組で
中国語には擬声語が少なく、数えるくらいしかないと言っていた。
それを先生に言う時に、失礼を承知で、と前置きを置いて
『中国では、犬もネコもペットというよりは
食材としてのイメージが強いからですか?』と聞いてみた。

すると先生はなぜか大爆笑。
『その通りです。動物が何と鳴くかなんて
みんな
興味ない
です。』と言っていた。

なるほど・・。

日本の幼児向けの絵本には食材となっている
牛も豚も鶏も、<うしさん><ぶたさん><にわとりさん>と
お友達として登場している。
普段の生活で豚や鶏の丸焼きやらを目にすることもない。

動物を家畜(生きる糧)としてみるか、
ペット(観賞用<動物園とか>)としてみるかの違いが
この擬声語の数に影響を及ぼしたのかな、と思った。

【2007/01/17 08:52 】
中国:中国語・日本語 | コメント(4) | トラックバック(0)
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