私が住むところは、宮崎県の中でもかなり
田舎。
一応“市”ではあるが。。
穏やかでのんびりしていて、なかなか居心地がよい。
ここでは、すれ違った人、目が合った人、
皆が会釈など挨拶し合う。最初はとまどったが、なかなか気持ちがいい。
自販機でコーヒーを買っていたら
横を通りかかったおばちゃんから『こんにちは〜。』と
声をかけられたりする。
駐車場で、どこからともなく現れた作業着のおじさんが
『おはよ〜。』と声をかけてきた。
通学中の中学生が『おはようございます。』と挨拶してくれた。
平日、私の住むアパートの階段に、
学校をさぼっている風の学生が二人座っていた。なんかいやだな、、と思いながらも、
そこを通らなければ出かけられない。
意を決して、目をあわさないように
ささっと素通りしようかと思ったら、
その
ややこわもてお姉ちゃん達が
『こんにちは〜。』とドスのきいた声で挨拶してきた。これにはびっくり。
思わず、ホッとしたような満面の笑みで
『こんにちは^^』と返してしまった。
そんな環境だからか、犯罪の臭いが全然しない。
市民の防犯意識も薄そうだし、
玄関のカギを閉めずに出かける人もいそうな気がする。
家の真裏に、大きなホームセンターがある。
このホームセンター、夜は資材が外に置きっぱなし。
片手で持てそうな軽い小物から植木からブロックから
すべて放置したまま閉店となる。
ネットもされていない。
敷地への出入り口もかなり無防備な感じ。
多分防犯カメラくらいは設置されているだろうが、
かなり無防備な感じがする。
家の周辺には、鍛冶屋さんが沢山ある。
看板には、「包丁とぎます。」など書かれている。
一般家庭の刃物類を研いだりしてくれるところが多いようだ。
ある鍛冶屋さんの店の前を通ると、エプロンをしたおばちゃんが
店に包丁を持ち込んでるのを見かけた。
包丁を新聞で軽く包んで持ちこんでいた様だった。
そこは交差点の角にあり、私は信号待ちをしていた。
すると、
おばさんが包丁を裸のままもって
向こうから横断歩道を渡ってきた!おばさんは、包丁を裸でもっているから、ということで
包丁をもっていないもう片方の手で
やや隠しながらいそいそと横断歩道を渡ってきた。
そして、目の前の鍛冶屋に駆け込んでいった。
お、おばちゃん!こわいって!

もし、これがおばちゃんじゃなくて
野球帽を深くかぶっていたおじさんだったら、
私は全速力で逃げたに違いない。
いや、こんなのどかな田舎だし、
これがおじさんだったとしても、このあたりの人々は
ちょっと驚くくらいで逃げはしないのかもしれない。