マレーシア③ ~ 汽車 ~

►2007/01/09 08:00 

昨日はリバー・ラフティングに行った話を書いた。
今日は川の上流まで行くのに乗った汽車の話。

川の上流にはローカル電車で行った。
定刻よりも当たり前のように1時間遅れで出発
電車ではなく汽車だった。
↓↓↓写真で見る限りでは一見キレイなかんじ。
汽車2

上流まで車では行けないのだ。

その汽車がとんでもなく古かった。
駅に向かう車の中でガイドさんから
『古くて汚い。』と聞いていたが想像以上だった。
想像以上というか、想像の域を超えていた

イスのある車両はすでに満席だったので
荷物を積み込む車両に乗った。
↓↓↓写真は荷物を詰め込んでいる最中。
汽車

川沿いの家に住む人々にとって、この汽車が
「人・食材・家財」を運ぶ唯一の手段なのだろう。

家具やバイク(いったいどこを運転するのか?)、
市場で買い占めたと思われる野菜、
食器棚、家畜と一緒に乗ることになった。

もう気分は家畜・・。

家財優先で人は新しい荷物が載せるたびに
フレキシブルにあちらの隙間こちらの隙間へと追いやられた。

倉庫車両は窓がない。運転速度が速くないからか、
走行中、出入り口のドアが5ヶ所とも開いたままだった。

線路といっても、ジャングルの中を走るような感じで、
線路脇の木の葉が車体に触れそうなくらいだった。
↓↓↓写真はバナナの木。
川3

汽車は小刻みに各駅停車した。
結構立派な駅もあったが、もしかしてあれが駅・・?という様な
簡易駅もあった。

印象に残った駅を紹介する。

①○○駅=○○さん宅玄関前ポーチ

ある駅で家具を降ろしているなと思って見ていた。
あら・・?駅のホームに家がくっついている。
駅長室の様な感じで住宅がホームに接していた。
きっと、地元の人の間では別名“○○さんち前”と言われているに違いない。

②これが駅?

バス停サイズの小さな駅だった。
木を柱にし、トタン屋根を置いただけの簡易駅。
日本だと、駅のホームの長さは、列車の長さ以上ある。
もしくは、ホームに降りられる車両のドアしか開かない。
この小さな駅でホームのない車両から次々と人が降りた。
降りたというよりも飛び降りていた。
うーん、、、ちょっと危険。

③誰が乗るの?

これまた小さな駅だった。
しかし、見渡す限りどこにも民家が見えない。
よーく目を凝らすと大きな川の向こうに一軒の家が・・。
彼らが使うのか?川をわたって?
大雨の日は汽車には乗れないな。

④学校前駅

小学校らしきところの前に大きな駅があった。
学校には子供が沢山いた。
このあたりに住んでいるのだろうが、
近所にそれだけの民家は見あたらなかった。
みなかなりの通学時間をかけて通っているんだな、と感心した。

汽車にはもちろんトイレなんてあるはずがない。
駅に到着して1度トイレに行き、出発定刻5分前にもトイレに行き、
1時間後の出発直前にも再びトイレに行った。
2,3時間おきにしか汽車がないので、
途中下車してしまったら当日のリバー・ラフティングには参加出来ない。
トイレがないと思うだけで不安でトイレに行きたい気分になった。

・・・が、道中はトイレのことなど気が回らなかった。
トイレよりも汽車酔いにならないようにするので必死だったからだ。
立っていられないくらいに縦にも横にも揺れた。
遠くの景色を見たり、外の空気を吸ったり、寝ようとしたり、
おしゃべりで気を紛らわせたり。
この努力の甲斐あってか、なんとか無事上流まで到着。

川の上流まで電車に揺られて1時間40分。
ちなみに運賃約30円。

帰りの汽車ではなんとか座れたが、
両足を大きく開いてふんばらないとならないくらいに
汽車が大きくぐらつくので
うとうとしながらも眠ることは出来なかった。

ガイドさんは『リバー・ラフティングは絶対に忘れられないものになる!』と
言っていたが、私にとっては、リバー・ラフティングをしに行く
道中の方が忘れられないものとなった。

テーマ : マレーシア - ジャンル : 海外情報

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コメント

運賃激安!

日本円で考えると運賃が激安!。
現地の人にとってはどうなんでしょうか。

いろんな駅、読んでて笑ってしまいました。
ちょっと信じられない駅ばかりですね。

いやはや、それにしても大変な旅になりましたね。
道中込みでリバーラフティングが忘れられないものになりますね。

お疲れ様でした。


No:124 2007/01/09 22:52 | カエル #GeJVIQt.URL編集 ]

良い体験していますね。
普通はなかなかできません。
おんぼろ汽車も後になって良い思い出になると思います。
マレーシアは行った事がないので興味があります。


No:125 2007/01/10 00:04 | ごーさん #MJIT/aOkURL編集 ]

マレーシアのお話、中国にも優るとも劣らず楽しいです。
いえ、もろあいさんにしたら川におっこちたり、足を踏ん張って汽車に乗ったり、体力的にも精神的にも大変だったんでしょうが、何もかもブログネタと思えば 後から思えば楽しい思い出ですよ、きっと。
だって、そういう体験、したくても普通の人にはなかなか出来ませんもの。
ところで、このマレーシアの汽車のこと、一度ドイツのTVで見たことがあります。
走っているところを外から映した映像だったんですが、あれでよく線路から外れないなぁと感心するくらいゆらゆらとゆれながら走っていました。
そして、もろあいさんがお書きになった通りの駅が次から次へと登場してました。


No:126 2007/01/10 05:23 | phary #-URL編集 ]

カエル さんへ

現地の人にとってはどうでしょうかね。
激安ってことはないと思いますが、高くもなさそうです。通学中(下校中かも)の小学生も結構乗っていましたし。
物価は日本の1/3ですから、運賃は270円相当ってことになります。
現地の人の収入がどれくらいかはわかりませんが、もうすこし価値としては高いかもしれません。
日本じゃ30円もってても駅の入場券すら買えませんね^^;


No:127 2007/01/10 19:30 | もろあい #-URL編集 ]

ごーさん へ

確かに“いい経験”させてもらいました。
なかなか体験出来ないことですよね。
確かに後(今)になっていい思い出になっています。


No:128 2007/01/10 19:38 | もろあい #-URL編集 ]

phary さんへ

TVで一度マレーシアの汽車をご覧になられたんですね。
私が乗った汽車はかなり山奥を走る汽車でしたので、そこまでスピードが出ていなかったはずですが、くねくねとカーブが沢山ある割にはスピードが出てました。
確かに『よく脱線しないなぁ。』と私も思いました。
慣れない旅行者は皆、車の様な急ブレーキの度に体を支えるので大変でした。


No:129 2007/01/10 19:49 | もろあい #-URL編集 ]

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