腰痛で病院へ行きレントゲンを撮った。
先生が念のためCTを撮りましょうと言ったが
その病院には設備がなかったので
別の病院に撮影だけしに行くことになった。
一昨日も書いたが、中国では
治療前にそのつどその治療にかかる値段を提示され
処置するかどうか聞かれる。
患者はそのつどお財布と相談しながら決めていく。
よって、中国ではその治療が
<どれくらい効果的か>よりは
<いくらかかるのか>が気になるところらしい。
治療費が気になるのは患者本人だけではなく、
医者にとってもそうらしい。
治療費が回収できなければえらいこっちゃ、というわけだ。
医者は治療費を回収出来るかどうか処置ごとに確認しながら進めていく。
私のように海外傷害保険できっちり確実に回収出来るとみこめる患者には
手厚すぎる処置をほどこす。薬もかなり多め。
治療期間もかなり長め。
よって、このCTも本当は必要がないのに
医療費徴収のためにCTを撮影するのでは?という
疑心暗鬼が少々生じてしまった。
撮影は地元のローカル病院で行った。
病院=暗い、古い、痛い、怖い、
先生も看護婦も怖いという
イメージを患者に植え付けるような雰囲気だった。
病院の中央をはしる長い廊下は両端に窓があるだけで
ほとんど日が射さず、照明もまばらでうすぐらかった。
とにかく気がめいる感じだったが、
CT撮影室近辺はさすが高額医療設備なだけあって
白いタイルで出来たややあかるいところだった。
軍服を着た人達が結構いて落ちつかなかったが
20分ほどで撮影してもらえることになった。
撮影の様子はまた明日。
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