不正解? ①

►2006/11/19 14:26 

塾の授業で使う教科書Ⅰが終わり、Ⅱに入った。
内容も高度になり、練習問題の量も格段に増えた。
練習問題は宿題としてやっていけば、
授業では練習問題の答え合わせから出来る。
その方が効率がいいので、
時間をかけて一生懸命予習をして授業に臨む。
結構まじめ。でしょ?でしょ?

問題の質も悪いので、
問題の意図を理解するのにも時間がかかる。
だから、出した答えにダメ出しされると結構がっくりくる。
単純に自分の学力のなさやケアレスミスで誤答をしてしまったのならば、
素直に『なるほどぉ~』と納得できるのだが、
練習問題の質や文化の違いで内容が違ったりした時に
『ブー。』とか言われるとくっそぉ~~~と思ってしまう。

◆◆例①◆◆

【ごちそうする】
という単語を使って例文を作りなさいという設問があった。

私は
「昨日は友人の誕生日だったので、
皆でごちそうしてあげました。」
と書いていったら、
「あぁ~、残念。主語の位置が違いますね。」とダメ出しされた。
「え?位置が違う?友人が誕生日だったので、
ごちそうされるのは“彼女”か“友人”でしょ?
だからこのどちらかが文頭にくるでしょ?」というと、
先生が首を大きく振り、
「違うでしょ?私達が主語でしょ?」と言った。
二人の間にしばらく沈黙が流れ・・・・。

中国では、誕生日など
お祝いされる人が皆にごちそうされるのではなく、
「おかげさまで○○歳になれました。」という感謝の気持ちをこめ、
祝われる人が皆に振舞うらしい。 
だから、先生は友達が誕生日ならば
【友達が私達にごちそうした】という文章になるはず、
と思ったらしい。
はぁ~難しい。

日本では当たり前の“割り勘”は、
年配の世代に行けばいくほどまだ浸透していないらしい。
何の略かはわからないが、割り勘のことを【AAG】と言うらしい。
年上だったり、立場が上の人が全部支払うのが通常だと言っていた。
ただし、若者は最近は割り勘勘定するとも言っていた。

割り勘なら完全キッチリ割り勘、おごるなら全部おごる、という
両極端な支払い方法しかない
らしい。

たとえば、年の近い後輩を2人連れて行って会計が1万円5千円だったとする。
『私が1万出すから、残りを二人で出して。』と言ったりする払い方はないらしい。
また、男女数人で飲んでいた時に
『男性4千円集めま~す。女性は2千円でいいで~す。』と
設定したりする払い方もない、と言っていた。
先生は
『あおぉ、新種の支払い方法です。どうやって誰が決めるんですか?』と
不思議そうだった。
『うぅ~ん、それは幹事だったり、
人よりは多く出すよういがある人が決めるかな。
さじ加減はその人次第かな。』と言うと
さらに不思議そうに『それは難しい。』と言っていた。

韓国の奥様と交流があった友人が
韓国人も割り勘があんまり好きじゃないみたいで、
今回は私が払うわ、と支払いを持ち回りにしたりしていた。
立場が上の人が一括で払うのが当たり前で、
「では、ここはワタクシが・・・。」と、
自分が収入的にも立場的にも
上であると誇示するために

支払いをかって出るふしがあった
。』と言っていた。

そんな話を聞いた後、韓国人の若い女性と食事に行ったが、
普通に割り勘だった。
若者は割り勘が普通なのか、
日本人と食事に行くと割り勘になる、ということを知っていたのか、
スムーズに支払いが終わった。
ちょっとほっとした。

文化の違い、まだまだ結構あるなぁ。

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コメント

コメントありがとうございました!

やっぱり言葉って文化と密接につながっていますね。

そのあたりが分かってないと、いくら文法や単語を知っていても、本当にその言葉が分かった事にはならないんでしょうね。

難しいなぁ。


No:51 2006/11/19 22:55 | カエル #-URL編集 ]

カエル さんへ

早速の訪問ありがとうございます。
ブラジルでの生活、とてもおもしろくて
一気に読んじゃいました。
またちょくちょくおじゃまさせてもらいます。
ここにもまた遊びに来てくださいね。


No:52 2006/11/22 00:50 | もろあい #-URL編集 ]

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