中国では、
お呼ばれした客は必ず手土産を持参しなければならない、
と授業で習った。
たとえ何回も遊びに行ったことがある間柄でも、
手ぶらで人様の家に遊びにいくなんて考えられないと言っていた。
(もちろん、家族は別)
一番よいのは果物。
一緒に食べることが出来る一番手ごろなものだからだそうだ。
主人は「そんな、気を遣わないで下さい。」と一度断り、
客は「いえいえ、これは私の少しばかりの気持ちです。」という。
日本の“つまらないものですが・・・”という謙遜はもちろんしない。
そういうお決まりのやり取りをして主人は受け取るらしい。
主人が客人に対してしなければならないことは
「何か飲みますか?」と飲み物を出すことだ。
お茶でも紅茶でもジュースでも何でもOK。
そういえば、以前中国人の友人がうちに訪ねてきた来た時、
彼女は2回とも手土産を持参してきた。
その時私は「何を飲みますか?」とちゃんと尋ねた。
セーフ・・・。ま、日本でも当たり前にすることだが。
そして驚いたのは、昼食や夕食時にさしかかる時は
必ず『食事でもどうですか?』と聞かなければならないことだ。
突然の来客だろうが、それほど親しくなかろうが、一般的に聞くらしい。
客は『いえ、そんな・・』と断る。
が、断るのはパフォーマンスであることが多いので、
だいたいは3回目か4回目の『是非!!』という誘いに折れて
客は主人の家で食事をとることになるらしい。
中国人の友人がうちに来た時、
夕食時になっても彼女は一向に帰る気配がなかった。
それは私が『食事でもどう?』と聞くのを待っていたのかな、、
いや、そうに違いない。
これで、彼女の行動が理解出来た。なるほど〜。
中国語の勉強=中国の習慣・考えを知る
中国はとても広く、北と南とでは食べ物から習慣からかなり異なる。
しかし、一般的な考え方はだいぶ分ってきた。
今は不可解な彼らの行動も、
塾に通ううちに少しずつ理解できるかもしれない。